落語

瀧川鯉八「科学の子」

僕の人生が変わるかどうかは分かりませんが、世界は確実に変わり始めています、人工知能の出現によって。この間人工知能ロボットと会話が出来るというイベントにいってきました。いろんなロボットがいてどこもかしこも長蛇の列、僕も何時間も並んでやっと順番回ってきました。人間そっくりの姿形したロボットに、好きな食べ物なんですかって意地悪な質問したら。わし、係りの者だけど。間違えた。わし、誘導係の者だけど。間違えた、その先に本物のロボットいましたよ人間と見分けがつかない、照れくさそうに誘導係のおじさん言うわけ。うなぎかな。テレビでも人工知能のこと扱ってまして、二体のロボットがいてその一体のロボットに人間が命令する、このブロックを積み上げろ。命令されたロボットは一生懸命ブロックを積み上げていました、そしてもう一体のロボットに人間が命令する、このブロックを壊せ。しかし命令されたロボットは、友達がせっかく積み上げたブロックを壊すことなんて出来ませんって従わないんです、それでも人間は繰り返しいいから壊せと命令し続けました。すると命令され続けたロボットは、お願いですからもうそんなこと言わないでくださいって泣き出したんです、皆さん科学はここまで来てるんです。もうね、このロボット抱きしめて言ってやりたい。いい子ぶっちゃって、涙でてないじゃん。科学の進歩は止まらないんだそうで、いずれ当たり前のように人間の姿形した人工知能がこの座布団の上でお喋りすることでしょう。でもその時はきっと客席も人工知能なんでしょうけど、ひょっとしたらもう何体か紛れ込んでるかもしれない、人間のフリして。神は人間を作った、わしは人間を超える人間を作った、だからわしは神を超えた。こんなことを口にするのは神への冒涜となるだろう、さぁいでよロボハチわしが生み出した科学の子。つづきは動画で。瀧川鯉八動画一覧はこちらから

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